年末年始はどっちが安い?店員しか知らない値段の仕組み

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いよいよ2024年も1~2週間ほど。 この時期といえば冬のボーナスや初売りなど、家電を欲しくなってしまうイベントがたくさんあります。

そこで気になってしまうのが、年末年始はどっちの方が家電製品が安いのか、、、 この記事では年末と年始のどっちで家電を購入するのが安いのかを解説していきます。

ズバリ年末が安い!

早速結論ですが、年末の方が安いです。これまで何度か年末年始を経験してきましたが、基本的に年始には全体の金額が上がります。

これにはいくつかの理由があり、店員じゃないと分からないことも多いので解説をしていきたいと思います。

年末の方が安い理由

筆者が勤めていた家電量販店では、年末の方が家電が安く、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は1~2万円くらい年始の方が高く設定されていました。

その価格設定にはいくつかの理由があります。

年始に比べて買い控えがあるため

一番大きな理由ですが知られていないのが、買い控えを防ぐためです。買い控えとは、セールやイベントの前の時期に、安くなるまで待とうとお客様が購入するのを控えることです。

年末年始の期間は、やはり年始の初売りがセール感がありますし、そっちの方が安いイメージがあります。そうすると、年末は「初売りに行くから行かなくていっか」といった感じでそもそもの来客が減って暇になります。

売り上げも下がってしまうので、お客様に買ってもらうために値段を安くして、その期間に販売できるようにするのが小売業の鉄則です。

初売りの混雑を緩和するため

初売りセールは安いものは安いですが、接客なんかしている暇はありません。 そのくらい混みます。

大型家電はなるべく接客して販売したいですが、初売りセール時に来られてしまうと、とにかく待たされて、回転率を重視した対応になってしまいます。 なるべく初売りセールの来客は減らしたいので、早めに買ってもらうようにしたいのが従業員の本音です。

時期的に来客が少ないため

年末は仕事納めや大掃除、帰省の準備などやることがたくさんあります。 そんな中、家電量販店に来る人もそこまで多くありません。

来客が少ないのでその期間にゆっくり案内する方が、納得して商品を購入いただけるはずです。

また、意外と年末も配送に空きかあるので、大掃除のついでに冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を入れ替えることで、掃除もしやすく、きれいな状態で新年を迎えることができます。

年始は高くても購入しやすい雰囲気のため

先ほどからお伝えしているように、年始の方が安い印象がついているため、来客がとにかく多いです。正直安いイメージがあると、実際には高くても安いと思い込んで勝手に買っていきます。(笑)

そこまで値引きしなくても「初売りセールだから安くなってます」といえば買う人が多く、実際にはそこまで価格を下げる必要がないので、年末よりも価格をあげています。

年始の方が安い場合も

ここまで紹介すると、初売りセールは偽物なのかと思う人もいると思います。実際にはそんなことはなくて、商品によって変わってしまうのが現状です。

年始(初売り)の時に安い商品はどんな商品なのかというと、下位モデルの商品が安くなりやすいです。安くなりやすいというか、低機能のモデルを安いと思わせるために仕入れるようなイメージです。

特にSHARPなどは扱いやすいと思います。
例えば500Lくらいの冷蔵庫の場合は、三菱、パナソニック、日立などが25万円ほどで最上位モデルが販売されていますが、SHARPの下位モデルの機種は15万ほどで購入できます。

15万の機種をメインに持ってくれば、安い!と思ってしまうのも無理はありません。
このように下位モデルや古い機種を入れて、安さのアピールをすることが多いです。

機種を選ばない人にはお買い得な機種なので「機能は何もなくていいから安い機種がほしい」のような人は年始に商品を購入した方が安い場合があります。

特に安いのは冷蔵庫!

家電は生産終了間際に1番安くなりますが、実はこの時期に安くなるのは冷蔵庫です!

400〜500Lの冷蔵庫は例年2〜5月くらいに新製品が発売しますが、今年は比較的完了時期が早く、旧型が今の季節に安くなっています。冷蔵庫は旧型なら今が1番安いので、超おすすめです!

ということで今回は年末年始のどっちが家電が安いかを紹介しました!3月までに買いたい人はこの時期に買うのがおすすめです!3月には決算セールなどがあるので、待てる人は待ってもいいかもしれません。

基本的には旧型を購入するのがおすすめです!

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