今回の「家電Wiki」シリーズは前回に引き続きパナソニックの冷蔵庫の機能です。
今回紹介するのは、「ワンダフルオープン」というものです。
「ワンダフルオープン」とは
ワンダフルオープンは400L以上の冷蔵庫に搭載されています。
野菜室、冷凍室の引き出しが100%引き出せるという機能です。
機能の仕組み
通常の冷蔵庫の引き出しは、引き出し側と本体側にローラーがあり、その2点だけで引き出しを支えています。
一方でパナソニックの「ワンダフルオープン」では、高耐荷重ベアリング式レールを採用しています。
ベアリングは「軸受」と呼ばれるもので、軸を滑らかに回転、スライドさせるために使われるものです。
摩擦部分に複数のボールを取り付けることで、摩擦によるエネルギーの消失や劣化を抑えてくれます。
パナソニックの冷蔵庫の引き出しには、6個のベアリング部品が搭載されており、重さを分散してくれます。
イメージとしては高級なレンジボードなどの引き出しです!
使用のメリット
「ワンダフルオープン」のメリットは大きく3つあります。
フルオープンで見やすい
ベアリングレールは、高荷重に耐えられるので、フルで引き出しを引き出すことができます。
2点で支える引き出しは、同じ部分まで引き出すとローラー部分の部品が破損するので、フルで引き出せません。
これはベアリングレールを搭載した、パナソニックならではの機構となっています。
奥の方まで見渡せるので、冷凍室の奥の食材もパッと確認しやすく、奥底に眠ってたなんてことも防げます。
スルスル軽く引き出せる
ベアリングレールは摩擦をローラーで軽減しています。
また、パナソニックの場合は6カ所のベアリング部品を搭載していることで、重さが分散するので軽く感じられます。
野菜室や冷凍室にたくさんの食材を入れても、軽く扱えるので女性や年配の方にぴったりです。
長く使っても劣化しにくい!
冷蔵庫の引き出しは長い年数使用するとキュルキュル音が鳴ったり、摩擦で引き出しにくくなったりしてしまいます。
ベアリングレールは高耐荷重で、摩擦による劣化も防いでくれるので、キュルキュル音を防いでくれます。
また、子どもが引き出しを覗き込む時の重さにも強いので、小さなお子様がいる家庭にもおすすめです。
おすすめの使い方
おすすめの使い方というのはそんなにはないですが、日常で使うのにはとても使いやすい機種です。
スルスル軽く引き出せるので、女性やご年配の方、子どもがいる家庭におすすめできる機種です。
パッと全体が見渡せるので、冷凍庫の奥に入れた食材が埋もれてしまってたということも少なく済みます。
ということで今回は、パナソニックの一部冷蔵庫に搭載されている「ワンダフルオープン」という機能について解説しました
特にすごく便利!という機能ではないですが、日常の小さなストレスが解消される機能です。
気になる方はパナソニックHPをご覧ください!
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