家電情報局
KADEN JOHOKYOKU
ホーム 一般 冷蔵庫の年式で電気代はこんなに変わる!
冷蔵庫の年式で電気代はこんなに変わる!
一般

冷蔵庫の年式で電気代はこんなに変わる!

「電気代が高い家電は?」と聞かれたら、多くの人がまずエアコンを思い浮かべると思います。実際、エアコンは機種や畳数によっては年間3万円を超えることもあり、金額だけで見ればたしかにインパクトの大きい家電です。

ただし、エアコンの電気代は使い方次第でコントロールできます。設定温度を調整したり、使う期間を絞ったりすれば、ある程度は節約が可能です。

そして意外と電気代がかかる印象がないのが冷蔵庫です。

冷蔵庫は1年中24時間コンセントを挿しっぱなしで動き続ける家電で、しかも年式によって電気代がかなり変わります。
この記事では、冷蔵庫の年式ごとの電気代の違いを見ながら、その理由を解説していきます。

スポンサーリンク

冷蔵庫は24時間365日稼働する唯一の家電

エアコンは、暑い時期・寒い時期に集中して使う季節家電です。使う時間や設定温度によって電気代はある程度自分でコントロールできますし、使わない時期はゼロに近づけることもできます。

一方で冷蔵庫は、季節に関係なく365日24時間稼働し続けます。使い方を多少工夫しても、稼働自体を止めることはできません。つまり冷蔵庫の電気代は、機種そのものの性能によってほぼ決まってしまう「固定費」に近いということです。

冷蔵庫は省エネ性能の差が大きい

冷蔵庫は、家電の中でも省エネ性能の進化が特に大きいジャンルのひとつです。同じ容量帯でも、製造年が古いモデルと最新モデルとでは、年間の消費電力量に大きな差が出ます。

エアコンのように「使い方を工夫すれば節約できる」家電ではない分、この年式による差がそのまま毎年の電気代の差として積み重なっていきます。

年式別に見る冷蔵庫の電気代の目安

3〜4人家族向けの400L台の冷蔵庫を例に、年式ごとの年間電気代の目安をまとめました(省エネ性能カタログや環境省の公表データをもとにした概算です。メーカーやモデルによって差はあります)。

年式年間電気代の目安最新モデルとの差
最新モデル約6,000〜7,000円
10年前のモデル約8,000円前後約1.2倍
15年前のモデル約13,000〜16,000円約2.3倍
20年前のモデル約17,000〜19,000円約2.7倍

こうして見ると、15年以上前の冷蔵庫を使い続けている場合、最新モデルの2倍以上の電気代を払い続けていることになります。年間で1万円前後の差になることもあり、月で見ても1000円近く電気代が変わる計算になります。

なぜここまで差が出るのか

冷蔵庫の省エネ化が進んだ背景には、コンプレッサーの効率化や断熱材の性能向上、センサー制御による無駄な冷却の削減などがあります。特にここ10〜15年は、大容量モデルを中心に各メーカーが省エネ性能を競うように改善してきた期間でもあります。

見た目はほとんど変わっていなくても、断熱材の厚さなどで内容量が大きくなっているにも関わらず、電気代が大幅に安くなっているんです。

買い替えでどれくらい節約できる?

15年前のモデルを最新モデルに買い替えた場合、年間で7,000〜9,000円ほど電気代が下がる計算になります。10年使うと考えれば、7万〜9万円ほどの差になる可能性もあります。

もちろん冷蔵庫本体の購入費用はかかりますが、電気代の差だけでなく、食材が傷みにくくなる、まとめ買いがしやすくなるといったメリットも合わせて考えると、古いモデルを使い続けるより買い替えたほうがトータルでお得になるケースは多いです。

古い機種は買い替えを検討しよう

電気代というと、金額のインパクトでエアコンに意識が向きがちですが、冷蔵庫は「使い方では調整できない、年式で決まってしまう電気代」という点で、実は見直す価値の大きい家電です。

特に10年以上前の冷蔵庫を使っている方は、一度自宅の機種の年間消費電力量を確認してみることをおすすめします!

← 前の記事
SHARPのスマートリング、Cuisinartのソフトクリームメーカーなど【家電情報局通信|2026年6月号】
   
PR