元店員がパナソニックの「ナノケア」ドライヤーを徹底比較!【どれを買えばいい?】

徹底解説
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累計売り上げ台数が1700万台を突破するほど大人気になったパナソニックのドライヤー「ナノケア」シリーズ。

そこまでの台数が売れるほどの人気商品ですが、使ったことのない人も多いはずです。

今回この記事では、パナソニックの「ナノケア」シリーズについての解説と、シリーズ内の機種の違いなどについてまとめていきます!

「ナノケア」とは

「ナノケア」はパナソニックドライヤーの中でも、独自のマイナスイオン「ナノイー」を搭載している機種を指します。その歴史は古く、初代「ナノケア」は2005年に発売され今年で20年目を迎えることになります。

その歴史の中でさまざまな研究開発が進められ、現在ではマイナスイオンである「ナノイー」は「高浸透ナノイー」、「高浸透ナノイー(第二世代)」と進化を続けてきてより髪への水分を与え、髪をダメージから守るヘアケアができるほどにまで進化しました。

シリーズ解説

そんな「ナノケア」シリーズですが、ナノイーのレベルや機種の機能によって複数台の機種があります。その種類がなんと9種類もあります。

価格帯は15,000円から85,000円とかなりの幅があります。どれを選んだらいいかわからない方も多いと思いますので全ての機種を解説していきます。

まずは見やすい比較表をご確認ください。

「ナノケア」シリーズ比較表
「ナノケア」シリーズ比較表

EH-NA2K

ナノケアの最下位モデルです。価格は約15,000円ほどで、1番安い価格となっています。どんな機種かというと普通のドライヤーのマイナスイオンがナノイーになった機種と考えていただくといいかもしれません!

軽量タイプでシリーズ最軽量の475gと非常に軽い機種となっています。

EH-NA7M

ひとつ上の機種で、価格は19,800円。565gとだいたい100gほど重いタイプになり、風量が上がります。風の量が多くなると乾かす能力が上がるため、風温が抑えられており、熱で乾かすより風で乾かすに近いイメージになります。

この形状の機種で折りたためるので、廉価版の持ち運び用でより髪に優しいと言ったところです。

EH-NA9F

この機種は海外使用可能な機種で、下のEH-NA9Gの機種と機能は一緒です。海外で使用しない限り必要になることではないので、機能説明はEH-NA9G内をご覧ください。

EH-NA9G

これ以降はミネラルとマイナスイオンが含まれる機種になります。ミネラルは亜鉛電極を含む放電ユニットから放出される亜鉛粒子で抗酸化作用があると言われています。
これによって髪のケアができる機種となっていて、これ以降の機種には髪を紫外線から保護するUVケア機能が搭載されます。

また、温風にモード設定が搭載され、5つのモードを切り替えて使うことができます。

5つのモード紹介

温冷リズム

「温冷リズムモード」は温風と冷風を自動で交互に切り替える機能です。温風で髪のクセを伸ばして、冷風でキープするモードで、髪のうねりを取ってツヤツヤの髪の毛に仕上がるので非常におすすめの機能です。

毛先集中ケア

「毛先集中ケアモード」は温冷リズムモードの弱風版のような機能です。周囲の温度をセンサーで認識することで、最適な間隔で温冷風の切り替えを行います。毛先のケアの特化した機能で、毛先の広がりを抑える効果があります。

インテリジェント温風

「インテリジェント温風モード」は室温に合わせて風温をコントロールし暑い時期でも快適に髪を乾燥できるモードです。室温が暑い時に、風温を60℃まで下げることで、お風呂上りに暑い中髪を乾かして汗だくになることもなくなります!

スカルプ

「スカルプモード」は地肌にやさしい温度で髪を乾かすモードです。約60℃で乾かすので地肌の乾燥を防いで、地肌のベタツキや不快感を軽減してくれます。

スキン

「スキンモード」はナノイーとミネラルを含んだ風で肌のうるおいケアができるモードです。ナノイーは豊富に水分を含んでいるので、肌に当てることでうるおいを与えることができます。 お風呂上がりの保湿にぴったりの機能です!

風温は約125℃と他の機種に比べると温度が高いため、熱のダメージが気になる人は別な機種のほうがいいと思います。

この機種は生産終了の商品のため、すでに販売していないです

EH-NA9M

この機種は高性能なナノケアのデザインと同じものになっていて、持ち手が折りたためないものです。

機能としては、上の5つのモードうちインテリジェント温風モードが非搭載の機種です。その代わり「スマートセンシング」という機能が付いており、室温と風温のセンサーで髪に過度な熱を与えるのを防いでくれます。 髪のダメージを防ぐのでおすすめの機種です!

EH-NA0G

この機種はナノイーではなく「高浸透ナノイー」というものに進化しています。 「高浸透ナノイー」は通常のナノイーに比べて、髪へのうるおいが1.9倍に上昇しており、キューティクルの隙間から髪の内側に浸透し、髪の内部までうるおい伝わることでなめらかな手触りを実現します。

髪への浸透性を高めた方法で生成されることで水分量は従来の18倍になりました。

簡単に言うと従来のナノイーよりも髪の内部に浸透しやすく、使い続けることで髪のうねりを抑えて、なめらかな手触りになります。その機能のおかげで、ヘアカラーの退色を防ぐ効果があり、ヘアカラーや白髪染めをしている人におすすめです。

スマートセンシング機能は付いておらず、5つのモードが搭載されています。

この機種は持ち手が折りたためるデザインです。風温は95℃と熱ではなく風で乾かすイメージです。

EH-NA0J

この機種も高浸透ナノイーを搭載している機種になります。この機種は基本的にはNA0Gと同じような機能ですが、スマートセンシング機能が付いていて、インテリジェント温風モードが省かれています。

持ち手が折りたためないデザインになっており、風の経路が見直されたことで風量がナノケア史上一番高い1.6m3/分となっています。

また、形状の変更によりナノイーやミネラルの吹出口から髪の毛が近くなることで、効果を感じやすくなっています。

EH-NC50

この機種は最新機種であり、最上位機種です。「ナノケアULTIMATE」という名称で、価格も非常に高く60,000円ほどとなります。

ナノイーは更なる進化を遂げて「高浸透ナノイー(第2世代)」となり、水分発生量が最大10倍になりました。このおかげで髪へのうるおいが1.2倍となり、髪内部への水分補給ができるものとなりました。

また、初搭載の機能として「パーソナルメニュー」という機能が搭載されました。3つのモードを切り替えることでなりたい髪になれる機能で、メニューに合わせてイオンなどの発生量をコントロールしてくれます。

パーソナルメニュー

MOIST

髪のパサつきが気になる人向けのモードで、まとまる髪に仕上げます。水分量が一番多いモードとなります。

STRAIGHT

髪のうねりが気になる人向けで、クセを伸ばして指通りのいい髪に仕上げます。

AIRY

髪がペタッとしやすい人向けのモードで、ふんわりとしたボリュームある髪に仕上げます。

高回転モーターを利用したので速乾性能が1.5倍となり、風量が0.8m3/分とは思えないほどの風圧です。直感的に使える液晶が付いているので操作しやすいものとなっています。

EH-NC80

上記のNC50とほとんど同じ機能ですが、3つのモードにプラスでSMOOTHモードが追加されます。サラサラな髪の手触りを実現します。

基本的にはこの機能の違いのみで、他には付属品の違いです。

ボリュームアップ&ストレーター
セットノズル
本体スタンド
ノズルスタンド

の4つが付いており、セットノズルのみ共通となります。SMOOTHの機能と3つの付属品のみで価格が2万円ほど上がります。

かなり高いのでNC50でも十分だと思います。

実際に価値はあるの?

ここまでいろいろな機種を紹介してきましたが、実際のところ効果がどうなのかです。

結論としては人によるというか、髪質によると思いますが、一番下の機種を使用した同僚でも、自分が髪の変化に気づいたほど変わります。ナノイーを搭載しているだけで、かなり変化を感じられるので使ってみる価値はありだと思います!

というわけで今回はパナソニックの「ナノケア」シリーズの機種を解説してみました!もちろんおすすめの機種はEH-NC50ですが、価格を抑えたいならEH-NA9Mもほとんどの機能が搭載されているのでいいかもしれません。ナノイーの質は下がるので+9,000円ほどで高浸透ナノイーの機種EH-NA0Jでもいいと思います。 金額と機能を考えて最適な機種選びをしていただければと思います!

↓↓おすすめの機種↓↓

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