「家電Wiki」シリーズは、家電製品の気になる機能の特徴と仕組みを解説いたします。
今回紹介するのは東芝の洗濯機に搭載されている「ウルトラファインバブル洗浄」という機能についてです。
「ウルトラファインバブル洗浄」とは
「ウルトラファインバブル洗浄」とは東芝の洗濯機に搭載されている機能で、目に見えないレベルの微細な気泡を繊維の奥に浸透させ、汚れを落としやすくするものです。
今ではほとんどの東芝の洗濯機に搭載されていますが、ドラム洗濯機の上位モデルには「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」という機能になり、若干パワーアップします。
機能の仕組み
「ウルトラファインバブル」は日本発の世界に認められた技術であり、その定義としては泡の大きさが直径1μm未満と決まっています。
その大きさともなると人間の目には泡には見えず、見た目はただの透明な水に見えます。
微細な泡は繊維の間に入り込むことができて、繊維の奥の汚れを落とすことができます。
また、ウルトラファインバブルは洗剤の洗浄成分である界面活性剤をばらばらにして吸着します。洗剤成分を多く含んだウルトラファインバブルが繊維の奥まで浸透して、バブルが破裂する衝撃で汚れを浮かせやすくすることで、洗剤成分が汚れを落とす効果を高めることができます。
物理的に繊維の奥まで入り込むことができて、さらに洗剤の成分をしっかり浸透させることで汚れを落としやすくしてくれるのが「ウルトラファインバブル洗浄」なのです。
使用のメリット
皮脂汚れに強い!
洗剤の効果を最大化して、繊維の奥の汚れをしっかり落としてくれるので、白物の汚れに強いです。特にえりそでの汚れには効果が大きいので、Yシャツやブラウスを日常的に着るような人にはおすすめです。
冬場も洗浄力が落ちにくい!
ウルトラファインバブルは水温に関係なく、洗浄力を発揮することができます。
一般的に皮脂汚れなどは水温が高い方が、落ちやすくなるので、水温の低い冬場などは汚れが落としにくいです。
しかし、ウルトラファインバブルを搭載している機種は、水温が低い場合でも、洗剤の洗浄力を高めて汚れをしっかり落としてくれます。
食べこぼしなどもしっかりきれい!
皮脂汚れだけではなく、落としにくい食べこぼしなどにも効果があります。カレーをケチャップなどの落ちにくい汚れもいつもの洗濯モードでしっかり落とすことができます。
おすすめの使い方
おすすめの使い方は特にないです。
というのもいつも通りの洗濯で、ウルトラファインバブル洗浄の機能は使用されるので、設定や準備をしなくてもしっかり汚れを落としてくれます。
筆者も実際にこの機能を搭載している東芝の洗濯機を購入しました!
使用感やレビューなどは後日紹介したいと思いますので、ぜひチェックしてみてください!
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