「家電Wiki」シリーズは、家電製品の気になる機能の特徴と仕組みを解説いたします。
今回紹介するのはアクアの冷蔵庫に搭載されている「W間接冷却チルド」という機能についてです。
「W間接冷却チルド」とは
「W間接冷却チルド」は冷風で冷やされたアルミパネルとアルミトレイを用いて、食材を上下から輻射熱で冷却し、生鮮食品を長持ちさせる機能です。
アクアの冷蔵庫の中でも最上位モデルのTXシリーズに搭載されている機能です。
機能の仕組み
チルドルーム内の底面にはアルミトレイ、上面にはアルミプレートが設置されています。
どちらも冷風により冷やされており、食材には冷風が当たらない仕組みになっています。
上下から挟み込むように輻射冷却で冷やすことによって、温度変化を抑え、一定の温度に保ちます。
使用のメリット
食材に合わせてモードを選べる
「W間接冷却チルド」は2つのモードを搭載しており、保存する食材に合わせて選択することができます。
通常モード
【通常】モードは約0〜2℃の普通のチルド室の温度となっています。チーズやかまぼこなどの加工食品の保存に適しています。
微凍モード
【微凍】モードは約-3〜-1℃で食材を冷やすモードです。パナソニックの「微凍結パーシャル」、三菱の「氷点下ストッカー」、日立の「特鮮氷温ルーム」などと同じように、氷点下の温度設定で食材を保存します。
どのくらいの期間保存できるとは明記されていませんが、実際に10日間保存した挽肉と、16日間保存した豚バラ肉の画像が掲載されています。
変色は抑えられ、菌の繁殖も少なくなっているようです。
食材を長持ちさせたい人にはおすすめですね!
ということで今回は、アクアの冷蔵庫TXシリーズに搭載された「W間接冷却チルド」という機能の紹介をしてみました。
「◯何日保存可能!」と言うのは何かの認証がないと表示ができないと思いますが、ある程度は長期保存もできそうなので、気になる方はチェックしてみてください!
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