「家電Wiki」シリーズは、家電製品の気になる機能の特徴と仕組みを解説いたします。
今回紹介するのは日立の冷蔵庫に搭載されている「デリシャス冷凍」という機能についてです。
「デリシャス冷凍」とは
「デリシャス冷凍」とは、冷凍室内のアルミトレイに食材を乗せることで、食材を急速に冷凍し、食材を美味しく保存することができます。
冷凍室内が3段のケースになっていることで、最上段が「デリシャス冷凍」の機能となっています。
他のメーカーでは製氷室の隣の小さな範囲しか使えないので、他のメーカーより広く多くの食材を保存することができます。
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機能の仕組み
冷凍室最上段のケースにはアルミトレイが設置されており、食材の熱を素早く奪って冷凍してくれます。通常の冷凍と比べると約2分の1の早さで食材を凍らせることができます。
また、ケースの天井部分には温度センサーがついており、新しく食材が入ったことを検知し、風を送る場所などを自動で調整。温度が高い食材をしっかり冷やしてくれます。
使用のメリット
ドリップを抑えて、美味しく冷凍
アルミトレイを使用して急速に冷凍ができて、食材を美味しいまま冷凍保存できます。アルミトレイのおかげで冷凍時間は約2分の1の早さになるので、食べ物の組織を破壊せずに冷凍ができます。
解凍時のドリップも抑えられるので、味の劣化を防ぎます。
また、食材の水分が蒸発してしまうのも防ぐので、冷凍したご飯を温め直した時にパサパサにならずに済みます。
小分けにしやすい
冷凍室のケース上段の全体がアルミトレイとなっているため、生鮮食品などを小分けにして冷凍可能です。
まとめて買った肉なども小分けにして、少量ずつ凍らせることができます。
食材がダメになりにくく、調理の際も使いやすくなっています。
おすすめの使い方
おすすめできる使い方としては、生鮮食品を小分けにして冷凍保存することが1番に挙げられます。
もし冷凍するのが嫌いな場合や、数日以内に使い切ることが多ければ、冷蔵室にある「特鮮氷温ルーム」を使った方がいいので、正直微妙なところです。
3日以上先なら冷凍しておいてもいいかもしれません。
それに使わないならそこまでメリットは感じられないと思います。
ライフスタイルや食材の保管方法でぴったりのものを選ぶのがおすすめです!
ということで今回は、日立の「デリシャス冷凍」という機能についての紹介でした!詳しくは日立のホームページよりご確認ください!
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