「家電Wiki」シリーズは、家電製品の気になる機能の特徴と仕組みを解説いたします。
今回紹介するのは日立の冷蔵庫に搭載されている「特鮮氷温ルーム」という機能についてです。
「特鮮氷温ルーム」とは
「特鮮氷温ルーム」は食品を凍らせない約-1℃で、直接冷気を当てずに乾燥を抑えて保存してくれる機能で、食材の鮮度を約7日間守ってくれます。
日立の冷蔵庫といえば「真空チルド」が有名で、開ける時に「プシューッ」と音がするのは、男性に人気がありました。
しかし、その機能を廃止して「特鮮氷温ルーム」を搭載しています。
機能の仕組み
「特鮮氷温ルーム」内は約-1℃に設定されており、凍らないギリギリの温度で食品の鮮度を保ちます。
また、低温を実現するのは冷凍室からの熱伝導と、特鮮氷温ルームの外側を通る冷気です。
室内に直接冷気を送るのではなく、間接的に冷却することで乾燥を防いで食材を保存できます。
使用のメリット
食材が最大約7日間長持ち
乾燥を防ぎながら低温で保存するので、食材の鮮度が長持ちします。最大で約7日間食材を保存することが可能です。
ドリップを抑えて美味しい
低温で保存しますが、冷凍に比べて食材の組織を破壊しにくいので、ドリップを抑えて風味や食感を守ってくれます。
ラップがなくても保存可能
間接冷却で保存するので食材の乾燥を防いでくれます。
ラップを使わなくても新鮮に保存ができて、開封した食材もそのまま保存ができます。
おすすめの使い方
おすすめの使い方は特にないですが、食材の保存に優れているのでまとめ買いをしても食材が悪くなりにくく、食品ロスを軽減できると思います!
また、開封した食材をラップなしでしまえるので、わりと食品の管理が雑な人にもおすすめできる機能です。
ということで今回は日立の冷蔵庫に搭載されている「特鮮氷温ルーム」の機能を紹介いたしました。
基本的にシャープの「作りおきルーム」に似ている気がします。他のメーカーよりもこの2メーカーは後発だったので、イマイチに感じてしまうところもあります。
もちろんチルドルームの機能が全てではないですが、チルドルームの機能がいいからこのメーカー!といった選び方では選ばれない機種のような気がします。
気になる方はメーカー公式のページもチェックしてみてください!
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