「家電Wiki」シリーズは、家電製品の気になる機能の特徴と仕組みを解説いたします。
今回紹介するのは日立のドラム式洗濯機に搭載されている「らくメンテ」という機能についてです。
「らくメンテ」とは
「らくメンテ」は従来の乾燥フィルターを廃止し、糸くずフィルターに全てを集約して、乾燥するたびに必要だったお手入れが不要になったものです。
通常のドラム式洗濯機には本体下部に洗濯時の糸くずを集める排水フィルターと、本体上部に乾燥時の糸くずを集める乾燥フィルターがあります。排水フィルターは1~2週間に1回、乾燥フィルターは乾燥機能を使うたびにお手入れすることが必要です。
しかし、「らくメンテ」を搭載している機種は、乾燥フィルターが排水フィルターに一体化しているため、排水フィルターのお手入れのみで済んでしまう上、お手入れ回数は月に1回でいいのでかなり手間が省けます!
機能の仕組み
「らくメンテ」の仕組みは簡単で、従来まで搭載していた乾燥フィルターをなくし本体裏面の乾燥経路と洗濯槽背面に保護フィルターを取り付けています。乾燥経路の洗浄時や洗濯槽のすすぎ時に糸くずを落とし、水と一緒に排水します。
流れた糸くずは排水フィルターに溜まりますが、排水フィルターの容量がアップしており、30回の洗濯~乾燥分の糸くずを溜めることができます。
使用のメリット
使用のメリットはなんといってもフィルターのお手入れの回数が激減することです。
特に乾燥フィルターに関しては、今までは毎回お手入れが必要でしたが、月に1回だけのお手入れで済んでしまいます!
毎日乾燥を使ったとすると30分の1に負担が軽減するので、かなりラクになりますね。
おすすめの使い方
おすすめの使い方は特にありませんが、日常で使うだけで乾燥フィルターをお手入れするだけでキレイが持続できますので、お手入れが苦手な人にはおすすめの機種です!
ということで今回は日立のドラム式洗濯機の「らくメンテ」についての紹介をしてみました。日立のドラム式洗濯機最上位モデルに搭載される機能で、今年のモデルからは価格指定商品になったのでいつもより少し高くなりましたが、従来の日立の機種に比べてかなり良くなっているので、是非ご検討ください!
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