今回もパナソニックの冷蔵庫の機能である「はやうま冷凍」に関しての紹介をしていきたいと思います!
「はやうま冷凍」とは
「はやうま冷凍」は「クーリングアシストルーム」と呼ばれる、製氷室の隣の小さなスペースに位置する機能です。
「はやうま冷凍」と「はやうま冷却」を切り替えて使うことができます。(WPX、HPXタイプ)
野菜室が真ん中のMEXタイプでは「はやうま冷凍」と「パーシャル」の切り替えとなっています。
はやうま冷凍は業務用レベルの急速冷凍で、食材を美味しく冷凍保存する技術です。
機能の仕組み
急速冷凍を可能にするのは、3つの仕組みが関係しています。
独立ルーム
クーリングアシストルームは他の冷蔵冷凍室と独立した設計になっているため、熱いまま食材を入れても他の食品に影響することなく冷却することができます。
集中シャワー冷却
クーリングアシストルーム天井部分には専用のダクトとファンが搭載されており、冷却機能をオンにすることで冷たい空気が一気に送風されます。
冷却シャワーを直接食材に当てることで、食材を素早く凍らせることができます。
アルミプレート
クーリングアシストルーム床面には、アルミプレートが設置されており、食品の熱を奪うことで早い冷却を促します。
また、アルミプレートを介して冷却することもできるので、上下から素早く食材を冷やすことができます。
使用のメリット
「はやうま冷凍」利用のメリットは以下の通りです。
肉のドリップを防ぐ
通常の冷凍の場合は、時間をかけて冷凍すると水分が凍る際に食品の細胞を破壊してしまいます。
「はやうま冷凍」の場合は、中心部分までしっかり冷凍するのに約5分の1の時間でできるため、細胞の破壊を最小限にとどめ、解凍時のドリップ流失を防ぎます。
揚げ物もサクサクに保存できる
冷凍に時間がかかると、食材から出た水分が食材の周りで凍ってしまいます。それを解凍するとその水分を食材が吸収するため、周りが水っぽくなります。
急速冷凍の場合、水分の流失を最小限に抑えるので、衣がべちゃべちゃ、しなしなになるのを防いでくれます。
フルーツの変色を抑える
急速に冷凍するため、霜がつきにくく変色を抑えます。
水分もしっかり保持できる
パンやご飯を冷凍すると、水分が放出されてしまうため、解凍をするとパサパサした食感になってしまいます。
「はやうま冷凍」では水分が放出される前に冷凍ができるので、食材の中に水分を保持したまま冷蔵保存が可能です。
解凍した時もパサパサにならないので、冷凍するなら「はやうま冷凍」を利用するのがおすすめです。
おすすめの使い方
おすすめの使い方はやはり食材の冷凍保存です。
通常の冷凍保存というより、使用時のことを考えた冷凍がおすすめです。
野菜などもくっつかずに保存できるので、パラパラと使えるように前もって仕込んでおいたり、フルーツも次食べる時のために保存しておいたりするのがいいと思います。
パナソニックのホームページに活用方法も書いているので、気になる人はご覧ください!
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