「家電Wiki」シリーズは、家電製品の気になる機能の特徴と仕組みを解説いたします。
今回紹介するのは三菱の冷蔵庫に搭載されている「全室独立おまかせA.I.」という機能についてです。
「全室独立おまかせA.I.」とは
「全室独立おまかせA.I.」とは、冷蔵庫のすべての部屋が独立した部屋構造となっており、AIによって各部屋で温度制御する機能です。
通常の冷蔵庫は冷凍室と製氷室は冷気を循環させたり、冷蔵室と野菜室で同じ冷気を利用したりと違う部屋でも同一の冷気を使うことがあります。
しかし、三菱の上位モデルの機種は「全室独立おまかせA.I.」の構造により、各部屋で独立した冷気循環をしています。
機能の仕組み
仕組みは純粋に各部屋に仕切りを用意しています。
また、全室にセンサーを搭載することで、各部屋ごとの状況を把握し、個別で冷却や省エネを行うことが可能です。
各家庭の部屋ごとの使用頻度を認識することで、より精度の高い制御が可能となっています。
使用のメリット
この機能のメリットはいくつかあります。
質の高い温度制御で省エネ!
全室にセンサーが搭載され、各部屋ごとの制御が可能なので、より質の高い温度制御が可能です。
また、ドアの開閉による温度変化が、その部屋だけに留められます。
元の温度に冷やすのも早いので省エネです!
ニオイうつりの心配なし!
多くの冷蔵庫は冷凍室と製氷室で同一の冷気を循環させます。そうすると冷凍室に入っている食材のニオイが氷に移ってしまうので臭くなってしまいます。
「全室独立おまかせA.I.」の機種であれば、製氷室は製氷室で独立しているので、ニオイうつりの心配がありません!
食品の長期保存機能を実現!
この機能があるおかげで、「氷点下ストッカー」や「切れちゃう瞬冷凍」などの機能で食材が長持ちします。
細かな温度変化を制御することで、霜がつくのを防ぎ美味しく長期保存ができます。
それぞれの機能については、別な記事で紹介しておりますのでご確認ください!
おすすめの使い方
おすすめの使い方というわけではないですが、そもそも設定するだけです。
冷蔵庫の操作パネルより設定しておくだけで、あとは自動で制御してくれます。
AIが学習していくことで家庭に合った使い方で成長していきます。個人的にいいなと思う機能としては、氷を多く使う時間帯を学習して、自動的に急速製氷を行なって氷を用意してくれるところです。
それはかなり実用的ですので、いい機能だと思います。
他の機能に関してはなかなか実感しずらいかもしれませんが、自動で省エネや長期保存を実現してくれるものです。
三菱の冷蔵庫は基本性能が高いので、細かいところで差をつけてくる印象があります。まさに「にくいねぇ、三菱」です!
ということで今回は三菱の冷蔵庫に搭載されている「全室独立おまかせA.I.」について紹介しました。
詳しくはホームページでチェックしてみてください!
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