裸足で家の中を歩く日本の家庭で気になるのは、フローリングの皮脂汚れ。
雑巾で水拭きをするのが綺麗にできる方法と分かりながらも、雑巾掛けは大変なので実際にできている人は少ないでしょう。
しかし今、家電業界では水拭き掃除機ブームとなっているのをご存知でしょうか。
今回は、新しく発売する水拭き掃除機を紹介します。
水拭き掃除機の市場
一般的なメーカーではケルヒャーが水拭き掃除機を扱っていましたが、お手入れが面倒な点などでそこまで売れることはありませんでした。
しかし、Tinecoという中国メーカーが生産している水拭き掃除機は、Amazonなどで一定の人気を得ていました。
中国では水拭き掃除機市場がもともとあり、そこで売っていたTinecoが日本でも売れているので、ハイアールもそこに目をつけて中国で生産している機種を日本向けに改良し発売しました。
Haier MIZUKI
以前の家電ニュースで紹介したハイアールの機種。
この機種は5月に発売した水拭きと吸引に対応した機種です。
本体重量が4キロと重くなってますが、自走式のローラーなのでラクに掃除ができます。
ブラシの自動お手入れ機能なども搭載しているので、面倒なお手入れをしなくてもきれいに保ってくれます。
その流れはハイアールの日本ブランドであるAQUAにも。
AQUA WIPEL(ワイプル)
アクアは7月12日に水拭き掃除機のWIPEL(ワイプル)を発売予定です。価格は44,000円で重量が約3.4kg。
水拭き掃除機では最軽量としています。
MIZUKIに対して1kgほど軽いので、より手軽に水拭きができる機種となっています。
給水タンクは60℃までの温水を入れることが出来るので、お湯の力で汚れを落とすことも可能です。
ブラシの自動お手入れ機能はWIPEL(ワイプル)にも搭載しており、180秒でブラシを綺麗にしてくれます。
乾燥の機能は非搭載で、スタンドにブラシを立てるスペースがあり、自然乾燥するものになっています。
中華メーカーが台頭する中、そこに参戦してきたのはダイソン。
Dyson V12s Detect Slim Submarine SV46 SU
「サブマリン」と名の付いたこの機種は、通常のダイソンのクリーナーが水拭き掃除機になるびっくりの機種です。
水拭き用のヘッドを取り付けることで、水拭きモードとなり、ベッド内で水の流れが完結するのでお手入れ部分を最小限に抑えています。
ヘッドだけの交換で作るのは本体型の費用を抑えられるので、斬新なアイデアだと思います。
今年は水拭き掃除機元年!
同時期の発売なので示し合わせた感がありますが、そこに乗り遅れている日本メーカー。
もはや日本メーカーの掃除機に未来はないのか。
今後は外資系メーカーしかないなんてことも、あるかもしれませんね。
頑張れ日本メーカー!
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