この記事では2022年時点で販売されている電気調理器の中でも、個人的に注目している10機種を比較していきたいと思います。
さまざまな比較サイトがありますが、この記事で比較するポイントは実用的なところに絞っての紹介となります。
比較するポイントは調理容量、適正人数、圧力の有無、自動メニュー数、カレーの作り方、肉じゃがの調理時間、お手入れのパーツ数です。
ということで紹介していきます。
今回比較する機種
SHARP ホットクック KN-HW24G
象印 自動調理なべ EL-KA23
Haier ホットデリ JJT-R10A
IRIS OHYAMA 電気圧力鍋 KPC-MA4
Panasonic 電気圧力なべ SR-MP300
siroca おうちチェフPRO SP-2DM251
T-fal ラクラクッカー CY352AJP
Re・De Pot
T-fal クックフォーミー CY8521
ShopJapan クッキングProV2
オークローンマーケティング ショップジャパン クッキングプロV2 電気圧力鍋(3.2) シルバー CKPV2WS1 |
の10機種です。
機種の比較の前に電気調理鍋の選び方を知りたい場合は、電気圧力鍋の選び方を解説している記事をご覧ください。
徹底比較
徹底比較①圧力の有無
電気調理鍋は圧力機能があるものとないものに分かれます。
圧力機能は調理時に食材に圧力をかけることで、味の浸透を促進し素材を柔らかくする効果があります。
デメリットは圧力を下げるのに時間がかかるので、調理時間が比較的長いのと、圧力表示ピンなどの部品が多くなるのでお手入れがめんどうです。
圧力機能あり
IRIS OHYAMA 電気圧力鍋 KPC-MA4
Panasonic 電気圧力なべ SR-MP300
siroca おうちチェフPRO SP-2DM251
T-fal ラクラクッカー CY352AJP
Re・De Pot
T-fal クックフォーミー CY8521
ShopJapan クッキングProV2
圧力機能なし
SHARP ホットクック KN-HW24G
象印 自動調理なべ EL-KA23
Haier ホットデリ JJT-R10A
ほとんどの機種が圧力機能が搭載されていますが、SHARPと象印、Haierの機種には圧力の機能は付いていません。
表にすると以下になります。
徹底比較②調理容量
電気調理鍋は本体の釜の大きさによって、調理できる容量が変わります。
電気圧力鍋の容量には満水容量と調理容量の2種類の容量があります。
基本的に調理をする際には調理容量が関係してくるので、今回は調理容量をチェックしていきましょう。
最大容量はIRIS OHYAMAの機種で、一番小さいのはHaierの機種です。
T-falの機種に関しては、満水容量の記載はあっても調理容量の記載はなかったので不明です。
容量を見るよりは容量による適正人数を確認したほうがいいでしょう。
徹底比較③適正人数
適正人数は何人分の料理を1度に作れるかです。
適正人数の記載はメーカーの商品サイトに準拠しています。
容量にはかかわらずメーカーの記載通りに紹介していきます。
適正人数は最大が6人です。
Haierの機種は一人暮らしにぴったりの機種なので適正人数は少なめです。
個人的には人数を選ぶ際は、大きめを選んでおくといいと思います。理由は多めに作って何食分かあったほうがいいからです。
毎食電気調理鍋を使って作るのは意外と面倒だからです。
徹底比較④自動メニュー数と操作パネル
電気調理鍋には本体に自動メニューが搭載されています。
自動メニュー数が多ければ多いほど、設定せずに調理をすることができます。
自動メニューがない場合は、本体で調理法や時間を設定して使わなくてはいけません。
また、自動メニューが多い機種は本体上で操作が必要なため、液晶モニターが付いていて簡単に操作できるものが多いです。
メニュー名や残り時間などの表示がわかりやすいので、不慣れな場合はモニター付きの機種がおすすめです。
ラクラクッカーは搭載メニューが少なく、マニュアル操作タイプは10メニュー以下の機種もあります。
レシピブックには数十種類のメニューが載っていて、操作さえすれば多くのメニューを楽しむことができます。
クックフォーミーが210種類と圧倒的に多く、次がホットクックです。
はっきり言って日常の使用程度であれば、30種くらいあれば十分だと思います。
徹底比較⑤カレーの作り方
圧力鍋といえば、カレーなどの煮込み料理が得意です。
単にカレーの作り方といっても、圧力鍋の種類によってカレーの作り方も違います。
SHARP ホットクック KN-HW24G
象印 自動調理なべ EL-KA23
Haier ホットデリ JJT-R10A
の圧力機能のない3機種は、材料とカレールーを一気に入れて放置すると完成します。
圧力機能の付いている機種は、基本的にはルー以外の材料を調理した後に、ルーを入れる必要があります。
T-falのクックフォーミーは具材を圧力鍋で炒めてから作らないといけないので、手間がかかります。
徹底比較⑥肉じゃがの調理時間
調理鍋の調理時間を比べるために、今回は肉じゃがの調理時間を紹介していきます。
ただ、何人分のレシピかは電気調理鍋のレシピブックによって変わるので、純粋な比較にはならないと思います。
また、調理時間も準備時間を含めているレシピブックもあれば、圧力の時間のみを示しているものもあるので、今回はレシピブックに準拠した時間の紹介です。
圧力機能付きの機種は時短のイメージですが、正直圧力機能のない機種とほとんど変わりません。
どの機種も1時間あれば完成するので、そこまで大きな差はないのではないかと思います。
ただ早い機種は30分ほどでできるので、なるべく早く調理したい場合は作りたいメニューの調理時間をチェックして、早い機種を選ぶといいと思います。
徹底比較⑦お手入れパーツ数の違い
お手入れパーツ数は機種によってかなり変わります。
圧力機能がない機種は基本的にお手入れのパーツが少なく、圧力機能があるとパーツが多くなります。
それは圧力弁や圧力表示ピンなどの部品があるためです。
そういったものは部品ひとつひとつが小さく、洗うのも面倒なのでお手入れしたくない人は圧力なしの機能を使うのがおすすめです。
Haier ホットデリ JJT-R10Aが内ぶたと内鍋の2つだけと少ないです。
siroca おうちチェフPRO SP-2DM251が1番パーツが多く10パーツとなっています。
毎回洗うことを考えるとここは気をつけて選びたいところです。
電気圧力鍋の選び方とおすすめ機種
ここまで比較はしてきましたが、電気圧力鍋の選び方と個人的なおすすめの機種を別な機種で紹介しているので気になる方はそちらをご覧ください。
ということで、今回は圧力鍋の徹底比較してみました。
意外とカレーの作り方やお手入れするパーツに違いがありました。
購入するときには分からない部分になるので参考になると幸いです。
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