家電は保証を付けるべき?つけるべき理由とつけるべき商品

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家電量販店で何かを購入する際に「延長保証をつけますか?」と聞かれたことがあると思います。

みなさんは普段その保証に加入するでしょうか?個人的には保証は入るべきです。

今回はなぜ保証に入る方がいいのか、その理由について解説していきます。

基本的なメーカーの保証は1年間

家電製品を購入するともともとメーカーの保証が付いています。

多くの保証は1年間ですが、メーカーによっては2年の保証が付いていたり、部品によっては3年や5年など種類は多くあります。

メーカー保証期間中に故障してしまった場合は、自然故障であればメーカーが修理金額を請求せずに修理できる場合が多いです。

故障内容や付属品や消耗品関係などにおいては保証対象外となる場合もあるので、メーカーが発行している保証書に記載されている保証約款などを確認する必要があります。

延長保証はどんなものがあるの?

家電量販店やオンラインショップで加入できる保証は提供する店によって多岐に渡ります。

家電量販店の場合だと無料で加入できるものや付帯されるポイントを一部返すことで加入ができるもの、追加で金額を払って加入するものなど加入料もさまざまです。

内容はより多くの種類があり、保証内容の範囲や補償できる限度額、回数、落下や水没などの過失に対応可能かどうかなどが変わってきます。

よくある疑問①実際に製品が壊れることはあるの?

これは難しい疑問ですが、実際に製品が壊れることはよくあります。

むしろ昔の電化製品は20年30年持つこともよくありましたが、長く使っている家電は発火や人命に関わる事故が起こる可能性があります。

最近の家電は事故防止などの観点からそこまで長くもつように作られていません。

6年間家電量販で働いている肌感として、製造年月日から日の浅い家電の故障が増えている気がします。

また、家電量販店やネットショップで保証を付けられる=故障が増えているという事実でもあるのです。

よくある疑問②故障してもメーカーがどうにかしてくれるんじゃないの?

保証の案内をした際に「天下のメーカー様ならちゃんと対応してくれるでしょ」などと言っている方が多いですが、最近のメーカーは全て対応してくれるわけではありません。

例えば、冷蔵庫や洗濯機などの出張修理対応の製品の場合は、設置した時点で壊れていない限り、その場での修理で終わります。

早く故障したとしても、交換をするのはメーカーでは対応してくれません。

対応しているのは販売している店舗側ですが、店舗側はメーカーが交換の指示をしない限りは交換しないので結果的にどこも交換してくれないです。

他にも掃除機なんかは本体以外のホースやノズル、ヘッド部分などは付属品扱いになるため、1年以内に壊れても保証対象外で部品を購入することしかできません。

もちろん費用は全て消費者負担なのでメーカーはなにもしてくれません。

メーカー側も店舗側もビジネスとしてやっていて、善意だけで対応できるものでもないので、意外と全て対応してくれるわけではありません。

ここまでのことをまとめると、家電製品はもし壊れた際でも交換してもらえない可能性が高かったり、自分でお金を払って部品の交換をしないといけない場合もあったりと保証にないっていないと意外と対応してくれないこともあるからです。

=保障に加入したほうがいいということです。

保証に入るべき製品はどんなもの?

そうとは言っても全ての製品で保証に加入するのは嫌だという方に向けて、この製品は保証に入る方がいいという製品を紹介しておきます。

出張修理対応の製品

冷蔵庫や洗濯機などの設置を伴う商品の多くは、メーカーの技術者が家に行って修理をする出張修理での対応になります。

そういう商品の場合、初期不良でも本体を持ち込むことはできない上に、メーカーが点検に行くと基本的にはその場で直せてしまうので、交換してもらえることは滅多にありません。

また、家に来る出張料などもかかるため修理代がかさみやすいです。そういうものは保証に入っておくと、交換対応してくれたり出張費も含めて保障してくれる場合もあるので保証をつけるのが無難です。

落下などの可能性が高いもの

Amazonなどでは、水濡れや落下などの物損に対応している保証もあります。

持ち歩きの多いPCや携帯ゲーム機やドライヤーなどの小物家電や、スティッククリーナーなどを壁に立てかけて使う場合には転倒による物損のリスクもあるのでそのような商品は保証があった方が安心です。

保証金額が異常に高いもの

電化製品の中には修理代が異常に高い商品もあります。

PCやTVなどは10万円と超えるものも多く、有機ELテレビのパネルなどは30万ほどのケースも多いです。

またエアコンは修理の際に付け外しが発生して、その費用は自己負担になることもあります。

購入の際は修理代の参考費用などを調べてみるのもいいかもしれません。

ということで今回は、保証をつけるべき商品の紹介でした。

保証の内容や金額は販売元によって異なるので、どこまで保証してくれるのかはしっかり確認した上でつけることをおすすめします。

場合によっては保証をつけていても保証対象外のこともあるので確認する方が良いでしょう。

ちなみに下の記事では実際にあった家電の初期不良の実例を紹介していますので、よかったら読んでみてください!

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