3月ごろに「家電大賞2021⇆2022」が発表されました。選ばれている商品は果たして本当に良い商品ばかりなのでしょうか。
読者投票とは言っても選べる商品がある程度決まっていた気がするのと、投票している読者層が一般人とは少し離れているのではないかと感じました。
そこで今回は家電量販員の従業員目線で、受賞商品が本当にいい商品なのか評価していきたいと思います!
家電大賞とは
家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」と、ワン・パブリッシングのモノ・トレンド情報誌「GetNavi」が共同で開催している、「家電大賞 2021-2022」の最終結果が決定しました。グランプリ、および各部門の金賞から銅賞、家電 WatchとGetNaviの特別賞までを発表します。
家電大賞は、2021年の家電製品のなかから「ベストオブベスト」を、読者投票のみで決定する家電アワードです。
前編はこちらから!
象印 NW-LB10
象印の「炎舞炊き」シリーズ最上位モデルです。
炎舞炊きは複数のIHコイルのローテーションにより、米にかまどのような対流を起こすことで芯までしっかり炊き上げることができる機種です。
「わが家炊き選択」という機能があり、炊いたご飯の感想をアンケート回答することで、121通りの炊き方に自動的に調整してくれます。
いざご飯の硬さなどが気に入らなかった場合でも、どんどん好みの味に近づけてくれるので、安心の機能です。
総評
やっぱり老舗の象印!美味しさと自分に合ったご飯ならこの機種!
タイガー JPL-G100
こちらも炊飯器といえばのメーカーです。
タイガーの機種は土鍋の釜やコーティングをしているメーカーですが、この機種は内釜が本当の土鍋です。
通常の金属鍋は130℃前後まで蓄熱できますが、土鍋の釜は280℃まで高温になるので、米に熱が伝わることで甘みやふっくら感がUPしておいしいご飯になります。
また、1合で炊く際に格別の炊きあがりにするための専用のふたが付いています。
パナソニック SR-VSX101
パナソニックの最上位モデルの炊飯器です。
鮮度センシングという機能を搭載しており、古い米でも美味しく炊き上げることができます。精米から時間が経って乾燥してしまった米には、水分をより多く浸透させることで、新米のような炊き上がりになります。
火力が強いのでご飯の甘みが強いのが特徴で、少し柔らかく仕上がりやすいです。
総評
甘めのお米が好きならこれ!
まとめ
炊飯器は非常に選ぶのが難しいです。
というのもメーカーによって仕上がりが変わるのと、機種にもよってかなり違います。さらに炊き方などで変わるので炊飯方式などは検討する必要があります。
個人的にはIH式は米の甘みが出なく、パサパサな印象なのであまりおすすめではありません。
圧力IH式の機種は甘みが強く美味しくなるので、圧力IH式がおすすめです!
キッチン家電部門
シャープ AX-XA20
ウォーターオーブン「ヘルシオ」の最上位モデル。
過熱水蒸気の機能で温度帯が違う食材なども一気に調理できます。
一品を質高く作るというより、一食を簡単に作ることに特化しており、一人暮らしや同棲中のカップルなどにおすすめです。
シャープ KN-HW24G
みなさんご存知の自動調理鍋「ホットクック」がランクイン。
圧力機能などはないものの、独自のかき混ぜ機構でレシピの幅が広がります。オムレツもかき混ぜから調理まで全部自動でできるほか、ホイップクリームを作ることもできます。
価格は高いですが圧力機能がない分お手入れパーツが少なく、レシピも多いので非常におすすめの機種です。
総評
買うべき。
パナソニック NE-UBS5A
パナソニックのビストロシリーズから新しく発売された「マイスペック」のオーブンレンジです。
通常のレンジとは違い、スチーム機能やグリル機能を使う際は別途スチームポットやグリル皿を購入する必要があります。
そんなに高機能はいらないけど、後々追加するかも、という方にはおすすめの機種です。
総評
追加部品を買うくらいなら上位モデルがいいと思います。
まとめ
レンジはヘルシオが1番いいとは思います。
かなり高いですが、基本的になんでもできる機種なので困ることはありません。
ホットクックも料理がめんどうな場合や、帰ってきてすぐにご飯を食べたい忙しい方におすすめです。
こだわり調理部門
J-FUN abien Magicgrill
見た目がホットプレートとは思えないスタイリッシュなデザインのマジックグリル。
薄さ3mmのプレートと脱着可能な脚で、収納やお手入れがとても簡単です。
プレートは油をひかなくてもするっと汚れが落ちるので、ホットケーキや目玉焼きを調理するのにもラクラクです。
デロンギ マグニフィカSスマート
コーヒーメーカーはコーヒーを全く飲まないし興味もない筆者にはかなり難しいところです。
15気圧でエスプレッソやドリップコーヒーもボタンひとつで入れることができて、ミルクスチーマーも付いているのでカフェラテを楽しむこともできます。
もちろん全自動で豆から引いてくれるのでこだわりのある方にはおすすめです。
価格は12万円ほどとかなり高い部類ですがよく売れている人気商品です。
BALMUDA The Brew
またもコーヒーメーカー。ハンドドリップへのこだわりがつまった機種です。
抽出濃さを3段階調整可能で、お湯の落とし方や抽出間隔などが緻密に計算された機種です。
デロンギの機種とは違いハンドドリップに違い仕上がりになるので、エスプレッソやカフェラテより普通のコーヒーが飲みたい方におすすめです。
まとめ
コーヒーメーカーがまさかの2機種選出。
abienのマジックグリルは収納などがしやすい面で選ぶ価値があると思います。
デロンギのマグニフィカSはかっこいいのでコーヒー好きにはたまらないと思います。
美容家電部門
ダイソン Supersonic Ionic
筆者も使うダイソンのドライヤーが見事に受賞。
45,000円ほどと金額は高いですが、人気のある製品です。
圧倒的な風量と風のスピードで早く乾くので、ロングヘアの女性にもおすすめの機種です。
豊富なアタッチメントで、パーマヘアを活かして乾かしたり、浮き毛の抑制をしたりとさまざまなヘアスタイルを楽しむことができます。
総評
とにかく早く乾かしたい人はおすすめ!パーマの方にも!
パナソニック EH-NA0G
日本で1番売れているパナソニックのドライヤー「ナノケア」シリーズの最上位モデルです。
高浸透ナノイーが髪の内部に浸透して、髪にうるおいとまとまりを与えてくれます。
UVのダメージを抑制したり、カラーリングの退色抑制などの効果もあるモデルです。とにかく髪にいいドライヤーならこちらがおすすめです!
総評
大人気のドライヤー「ナノケア」。髪のダメージなどが気になる方はこれ一択です。
シャープ IB-WX2
プラズマクラスター搭載のドライヤーで、髪との距離をセンシング。近くで当てても髪表面を55℃以下に自動で調整。髪のダメージを抑えてツヤを出す効果があります。
ノズルが短いので振りやすく重さを感じないデザインになっています。
総評
ツヤを出したい人におすすめ!
ということで今回は家電大賞受賞商品が本当にいいものなのかを紹介してみました。
実際にいい製品も多かったですが、なんでランクインした?という商品も多かったです。
家電大賞に輝いた製品はこれから売れると思いますので、ほしい方は早めにチェックしてみてください!
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