セカンド冷凍庫の選び方とおすすめ機種

家電の選び方
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コロナ禍の生活様式変化によって、購入されることが多くなった冷凍庫。

冷凍食品の保存に便利で、共働きの家庭やふるさと納税などで冷凍の返礼品をもらう人には重宝される小型冷凍庫ですが、意外と選ぶのが難しいもの。

どんな機種があってどんな違いがあるのかはわからない方も多いでしょう。

今回は小型冷凍庫の選び方やおすすめの機種を紹介していきたいと思います。

セカンド冷蔵庫について

セカンド冷凍庫は、メインの大型冷蔵庫とは別に冷凍食品のみを追加でしまう目的で購入されることが多いです。

コロナウイルスの流行でステイホームが強いられていた際に、大きく販売台数を伸ばし、一時は欠品するほどの人気でした。

そんな時期も過ぎ去りましたが、現在でも冷凍食品を使うことが多い家庭や、作り置きをする共働き家庭など、小型冷凍庫の需要は高くなっています

ここ1〜2年で新商品の発売はもちろん、市場参入などで多くの機種が発売したことで、種類も多く増えたほか、機能性も上がっています。

選び方もそれによって変わってきたので、紹介していきたいと思います。

冷凍庫の種類

冷凍庫は大きく分けて3種類の機種に分かれます。

①静かな直冷式

直冷式は冷凍庫本体内部壁面に冷却部があるもので、小さい機種や安い機種に多い方式です。

冷却器で冷やすため、ファンを回す必要がなく静音性に優れています。加えて電気代も安く抑えられるので節電重視の人にはぴったりな機種です。

欠点としては、霜取りが必要という点です。

霜取りとは、冷凍庫壁面の水分が凍ってしまって、壁に氷が付いてしまうので、それを取ることです。

霜取りをする際は本体電源を切り、自然に溶けるまで待つ必要があり、食材が保存できません。

②ファン式

ファン式は冷却器で作った冷気をファンの回転で庫内に循環させる方式です。

冷気が循環するため、庫内の温度が一定になります。また、自動で霜取りしてくれる機種もあるため、霜取りが必要ありません。

ファンを回す分、冷却能力が必要になるので電気代が少し高くなるのと、ファンの回転音があるので、運転音が気になる場合があります。

③温度設定可能機種

ファン式の中の機種には、冷凍はもちろんですが、冷蔵や常温などに温度設定ができる機種もあります。

温度設定できることで、生鮮食品の長期保存や冷蔵のみの運転などができるので人によってはおすすめです。

「小型冷蔵庫が欲しいけど、冷凍室は必要ない」人

「肉や魚をまとめ買いするけど、冷凍したくない」人

におすすめの機種です!

セカンド冷凍庫の選び方

容量をチェック

冷凍庫は機種によって容量が違います。

一般的に市販されることが多い中では、50L前後の機種から、300L前後のものが主流です。

通常よく売れる機種は100L〜150Lくらいの機種です。

釣りに行って魚を獲ってくる人や、冷凍食品をまとめ買いしてお弁当やご飯に使う人、コストコなどでまとめ買いして冷凍したい人は200L前後の大きめでもいいかもしれません!

設置場所を確認

もちろん大きければたくさん入りますが、家に置けなければ話になりません。

冷凍庫は放熱スペースに左右5mm以上、本体上部に50mm以上のスペースが必要です。

機種によって放熱スペースは異なるので目安として考えましょう。

また、機種によってはドアの開閉に数センチ以上のスペースがないと、使用する上で使いにくい場合があります。

ドアのヒンジなども確認して、設置できるかチェックしましょう!

ドアの開き方

ドアの開き方は機種によって3種類に分かれます。

引き出しタイプ

引き出しタイプはデスク横の収納のようなデザインのものです。実際販売されていることは少ないですが、設置場所によっては重宝する構造です。

横開きタイプ

一般に想像される冷凍庫のデザインです。

冷蔵庫同様に右開きと左開きが展開されていますが、ほとんどの機種が右開きで左開きの機種はほぼありません

編集部
編集部

シャープから販売されているものくらいしか無いです!

上開きタイプ

大容量タイプに多いデザインです。

冷却能力が高く、大量の魚や肉を冷凍するのにはおすすめです。

底に入れたものが取り出しにくいという欠点がありますが、大量保存に適した機種です。

静音性

運転音は数値で記載されている機種が多いですが、音の大きさというよりは、音の質が問題となります。

音は小さくても、不快な音だったり、運転音が目立つポイントがタイミング悪かったりするとうるさく感じてしまいます。

そこに関してはハッキリ言って運で、買って使ってみないと分かりません

デザイン

設置する人によっては最重要視されることもあるデザイン。これは好みです。

ガラスデザインやおしゃれな色の機種はもちろんありますが、それで性能は変わりません。

4月に発売するシャープの「グルメクール」はメタルデザインとなっていて、インテリアになじみやすいので、おしゃれな機種が欲しい人にはおすすめです!

おすすめの冷凍庫

AQUA 上開き冷凍庫 AQF-GF20CN

霜取りが不要な、上開きタイプの冷凍庫です。

冷蔵冷凍の2モードの選択可能で、用途で使い分けができます。

庫内は3段設計になっており、上2段が可動式バスケットなので、そこの食品も取り出しやすくなっています。

AQUA 引き出し式冷凍庫 AQF-GD10M

おしゃれなガラスデザインでインテリアになじみやすい!

このサイズの大きさでは珍しく、2段の引き出し式になっており、簡単に整頓ができます。

冷凍、冷蔵、チルドの3つのモード選択ができるので、設置場所によって使い分けることができます!

AQUA スリム冷凍庫 AQF-SF11M

幅が36cmとコンパクトなので、キッチンなどの隙間にぴったり設置できます。

4段の引き出し構造になっており、きれいに整理して収納が可能です。また、引き出しではなく、通常の棚としても使えるので、収納する食品によって効率的な収納方法で整理できます。

AQUA ガラストップ冷凍庫 AQF-GS13M

AQF-GD10Mの横開き版の機種です。

三菱 ファン式冷凍庫 MF-U12H

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国内設計の安心感があります。

約23dBの静音設計なので、運転音が静かで気になりにくいのが特徴です。

トップテーブルは耐熱仕様になっているので、上には電子レンジや炊飯器などを置くこともできます。

アイリスオーヤマ 冷凍庫 IUSN-14A

インバーターコンプレッサーで省エネを実現しながら運転してくれます。

庫内照明付きで中が見やすく、整理しやすくなっています。

アイリスオーヤマ 大型冷凍庫 IUSN-27A

7段タイプで大容量の274Lの収納力があります。買い物かご約5個分の食材が収納できます。

急速冷凍モードも搭載で、食材の鮮度を保ちつつ保存ができます。

アイリスオーヤマ 前開き冷凍庫 IUSD-9B

小さいですが4段のトレー式で小分けにして収納ができます。

ファン式ではないので、霜取り運転が必要なので扱いは少し大変かもしれません。

ということで今回は、冷凍庫の選び方とおすすめの機種でした!

冷凍食品やお取り寄せグルメなど、美味しい冷凍食品が多くなってきているので、持っている冷蔵庫の冷凍室が足りない人にはおすすめです!

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