日立グローバルライフソリューションズは11月中旬に新型のドラム式洗濯機BD-STX130Jを発売します。この商品から店頭で値引きできない指定価格の商品となり、パナソニックの商品と同じようなら制度を導入しています。
今回はその日立の最新型のドラム式洗濯機の特徴を見ていきましょう!
BD-STX130Jの特徴
ヒートポンプ式を採用
日立のドラム式洗濯機はこれまで「ヒートリサイクル方式」という乾燥方式を採用していました。
ヒートリサイクル方式は運転時に発生する熱を、乾燥時の温風に再利用するという方法です。しかし、この方式では温風の一部が排水口にも排気されていた影響で、槽内に排水口のニオイが戻ってくることがありました。
実際に6年働いた家電量販店では2〜3件、洗濯物が臭いから交換したいと、他メーカーの機種に交換することがありました。
少ないと思われるかもしれませんが、そういった特性がある以上、必要以上に日立を勧める従業員が少なかったという理由もあります。
しかし、新型の機種ではヒートポンプ式を採用しました。
日立のドラム式洗濯機の大きな特徴である「風アイロン」の機能は乾燥時のシワを抑えることができましたが、風路の確保が必要となり、ヒートポンプの採用ができませんでした。
そんな中2022年発売の機種は「らくメンテ」という機能がつき、乾燥フィルターが廃止されたので、風路の見直しが行われてヒートポンプ式の採用が可能となりました。
洗濯容量が13kgへ!
洗濯槽の奥行きを大きくすることにより、洗濯容量が13kgにアップしました。
このやり方は数年前のパナソニックと一緒のやり方と一緒です。
ナイアガラ洗浄が進化!
ナイアガラ洗浄は日立の洗濯機に搭載されている、大容量の水を使って汚れを落とす機能です。
今回の新機種で従来の上段からのシャワーだけではなく、下段にもシャワーが追加された「ナイアガラ循環2段シャワー」で汚れをしっかり落としてくれます。
洗濯乾燥時間が93分に短縮
ヒートポンプ式を採用したことにより、乾燥時間が短縮されました。7kgで約93分とどのメーカーよりも表記上は早くなっています。
ちなみに東芝が96分、パナソニックが98分です。
ダンパー追加で静音性アップ
運転時の振動を抑えるダンパーというサスペンションのような部品が3本から4本になり、振動や騒音を抑えてくれます。
ちなみにこの進化も数年前のパナソニックと同じです。
ということで今回は、日立の新型ドラム式洗濯機に関する紹介でした。「らくメンテ」を搭載して以降かなり人気になった日立のドラムですが、他メーカーと同様の機能を導入したことで、より売れそうな気がします。
気になる方は公式ホームページをご確認ください!
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